この科の鳥類はいずれも冬鳥として海上に飛来し,陸上近くにはあまり寄らないことから,観察は容易ではなく,どちらかといえば馴染みの薄いグループかと思われます。
  アビ科の鳥類は世界で5種おり,北半球に分布しています。日本からはすべての種が記録されています。いずれも冬鳥または迷鳥で,海上に飛来します。魚食性で巧みに潜水を行うことができますが,脚がかなり後方についており,飛翔や陸上を歩くのは得意ではありません。管理人も腹ばいになって陸上を移動するのを観察しました。鳥類の中では比較的原始的なグループと考えられています。
 瀬戸内海ではアビやシロエリオオハムなどを使った「鳥もち網代」と呼ばれる伝統的な漁法があり,これに因んでアビは広島県の県鳥となっています。アビという和名は「食む」,オオハムという和名は「うをはむ(魚食む)」に由来するそうです。
日本産ヒヨドリ科の鳥類(御覧になりたい種をクリックしてください)

アビ

ハシジロアビ

ハシグロアビ

オオハム

シロエリオオハム

アビ科(アビ目)の鳥類 Gaviidae,Gaviiformes