エナガ科(チドリ目)の鳥類 Aegithalidae, Passeriformes

 あまり耳慣れない名前かもしれませんが,中国を中心に世界で9 種,日本には1種が分布します。森林性の小鳥で昆虫やクモなどを捕ります。小群で暮らすことが多く,子育てにはヘルパーが付くことも知られています。系統的にはウグイスに近いそうです。

標準和名 エナガ (柄長)
学名 Aegithalos caudatus (Linnaeus, 1758)
英名 Long-tailed tit
全長 13.5cm
特徴 九州以北の森林に留鳥として棲息しています。長い尾を持ち,逆立ちなど器用に枝の中を移動しながら短い嘴で小動物を捕ります。冬期はカラ類などと混群も作ります。チーチュルチュルなどか細い声で鳴き,大声の囀りはありません。
似ている種 似た名前のダルマエナガは迷鳥です。これほど尾が長く見える小鳥は日本にはいません。
日本産の亜種 北海道の個体は亜種シマエナガ japonicus ,対馬産は亜種チョウセンエナガ magnus ,四国・九州産は亜種キュウシュウエナガ kiusiuensis ,本州,佐渡,隠岐産は亜種エナガ trivirgatus とされています。北方の個体群ほど淡色になる傾向があり,亜種シマエナガには黒い過眼線がありません。
写真のデータ (左)亜種エナガ:東京都葛飾区 2019年1月26日
(右)亜種シマエナガ:北海道帯広市 2020年2月10日