標準和名 ゴジュウカラ (五十雀)
学名 Sitta europaea  Linnaeus, 1758
英名 Eurasian nuthach, Nuthach
全長 13.5cm
特徴 留鳥として対馬,伊豆諸島,小笠原を除く北海道〜九州に分布しています。シジュウカラ科の鳥類に似ていますが,本種は太い黒色の過眼線が目立ちます。また,頭を下にして止まることが多く,愛嬌のある種です。早春には口笛のようなよく通る声でさえずります。秋から冬は他のシジュウカラ科鳥類などとともに混群をよく作っています。野外での雌雄の判別は困難ですが,雄は下尾筒が栗色,雌では赤褐色です。
似ている種 シジュウカラ科の鳥類は過眼線がはっきりせず,嘴も短めです。逆立ちして止まることはほとんどありません。
日本産の亜種 北海道には亜種シロハラゴジュウカラasiaticaが,伊豆半島南部と四国,九州には亜種キュウシュウゴジュウカラroseiliaが,それ以外の場所には亜種ゴジュウカラamurensisが分布しています。シロハラゴジュウカラ以外は腹がオレンジ色で,特にキュウシュウゴジュウカラでは濃く,胸まで黄土色がかっています。キュウシュウゴジュウカラは背の青みも強いです。
写真のデータ (左)亜種ゴジュウカラ:長野県軽井沢町 2005年1月23日
 ※写真では判りにくいですが,腹にはオレンジ色の部分があります。
(右)亜種シロハラゴジュウカラ:北海道帯広市 2007年8月1日

ゴジュウカラ科(スズメ目)の鳥類 Sittidae, Passeriformes

 世界で約20種,日本には1種が分布しています。南米,アフリカ大陸を除く各所に分布しています。いずれも留鳥性の種で渡りは行いません。幹に縦に止まったり,頭を下にして移動します。主として昆虫やクモなどを食べますが,時に木の実や草の実など植物性のものも摂るようです。