マツバラン科 (Psilotaceae)
・「松葉蘭」,シダっぽくない和名ですが,実物を御覧になれば,やはりシダっぽくない形態に驚かれるかと思います。
・マツバラン科のシダは世界で2種おり,日本からはそのうち1種が分布しています。器官の分化ははっきりせず,現生のシダ類では最も原始的なグループとされています。多年生で常緑。暖地のものは樹幹上に,寒冷地のものは岩上に着生しています。
標準和名 マツバラン
学名 Psilotum nudum (L.) Beauv.
(種小名の由来) 裸の
国内の分布 宮城県,石川県以西の樹幹上または岩上
国外の分布 熱帯・亜熱帯地方を中心に広範囲に分布
コメント 一見しただけではとてもシダ植物には見えません。茎(葉とする説もあります)は円柱状,そのところどころに疣状に胞子嚢群が作られます。
似ている種 混同するおそれがある種はいません。
写真のデータ 東京都八丈島 2004年8月4日