標準和名 ミソサザイ (鷦鷯)
学名 Troglodytes troglodytes (Linnaeus, 1758)
英名 Wren, Winter wren
全長 10.5cm
特徴 留鳥として九州以北,神津島以南の伊豆諸島,屋久島,種子島に分布しています。夏期は山地の渓流沿いの林で繁殖し,一部は冬期に平地の公園などへ移動します。尾を立てる独特の姿勢をとり,非常によく通る声でさえずります。冬などに聴かれる地鳴きは「チャッチャッ」であり,しばしウグイスのそれと混同されます。日本産の鳥類では最小の種のひとつであり,しばしば観察が困難なことがあります。
似ている種 特に混同されるおそれがある種はいません。
日本産の亜種 伊豆諸島には亜種モスケミソサザイmosukei が,屋久島と種子島には亜種オガワミソサザイ ogawae が,それ以外の場所には亜種ミソサザイ fumigatus が分布しています。また,島根県と久米島では亜種チョウセンミソサザイ dauricus が記録されたこともあります。南大東島からは別亜種ダイトウミソサザイ orii が記録されていますが,本亜種は絶滅したと考えられています。
写真のデータ 亜種ミソサザイ:長野県軽井沢市 2017年5月5日

ミソサザイ科(スズメ目)の鳥類 Troglodytidae, Passeriformes

 世界で約76種,日本には1種が分布しています。南北アメリカ大陸を中心に分布しています。いずれも小型の種で尾羽を立てる独特の姿勢をとります。かなり気ぜわしい動きをします。主として昆虫やクモなどを食べます。