サケイ科(サケイ目)の鳥類 Pteroclidae, Pterocliformes
 ユーラシアとアフリカの乾燥地帯を中心に世界で16 種が知られ,日本からはこのうち迷鳥として1種が分布します。乾燥に適した進化の結果,密生した羽毛のほか,毛の生えた脚などをそなえ,後趾が退化的となりました。初列風切が11枚です。系統的にはハトに近いそうです。
標準和名 サケイ (砂鶏)
学名 Syrrhaptes paradoxus (Pallas, 1773)
英名 Palla's sandgrouse
全長 38cm
特徴 きわめて稀な迷鳥として10例の飛来が確認されています。本来は中央アジアからゴビ砂漠にかけて棲息し,大発生すると遠距離まで渡ることが知られています。国内での記録はこのタイミングで起こったのではないでしょうか。独特の体色で中央尾羽が長く,脚はきわめて短いです。キッキッと鋭い声で鳴きます。
似ている種 混同されるおそれがある種はいません。
日本産の亜種
写真のデータ 群れ(左)と家族(右):2枚ともモンゴル南ゴビ 2017年8月24日
 体色の橙色みに乏しく斑が多いのが雌です(右写真右端など)。