タマシギ科(チドリ目)の鳥類 Rostratulidae, Charadriformes
標準和名 タマシギ (玉鷸)
学名 Rostratula benghalensis (Linnaeus, 1758)
英名 Painted snipe, Greater painted snipe
全長 23.5cm
特徴 留鳥として本州中部以南,四国,九州,奄美大島,沖縄本島,石垣島,与那国島の水田,蓮田,湿地に分布しています。他の地域では迷鳥です。英名の通り,ジシギ類に近い生態を持ちます。警戒心が強く,なかなか開けた場所へは出てこないため,観察しづらい種の一つですが,開けた場所で遭遇するとその場で威嚇するか,短距離を飛翔して逃げます。繁殖に関することは雌雄で役割が逆転しており,派手な色彩を持ち,求愛するのはメス,地味な色彩で,子育てを担当するのがオスです。雌は首から胸にかけて赤褐色です。雨覆などにある橙色の水玉模様が和名の由来です。
似ている種 特に混同されるおそれがある種はいません。
日本産の亜種
写真のデータ (2枚とも)子育て中の雄:神奈川県平塚市 2010年9月13日
 世界で2種,日本には1種が分布しています。いずれも開けた湿地に棲息していますが,羽色が隠蔽色となっており,探すのはやや困難です。あまり飛翔はせず,飛ぶ時は脚をだらっと伸ばし,数十m程度を飛翔します。主としてミミズなどの小動物や草本の種子を食べます。