標準和名 ヒシクイ (菱喰)
学名 Anser fabalis (Lantham, 1787)
英名 Bean goose
全長 85cm
特徴 冬鳥として本州で見られますが,定期的な渡来地は限られています。北海道では旅鳥で,他の場所ではまれな冬鳥か迷鳥です。日本産のガン類では大型の種です。一般的な“ガン”の体形で,体色はこげ茶色で,上下尾筒の白色部が目立ちます。嘴は黒色で,先端はオレンジ色です。警戒心が強く,近づくと一斉に飛び立ちます。
似ている種 しばしば一緒に見られるマガンは小型で,より栗色に近い茶色,嘴はピンク色です。
日本産の亜種 世界で5亜種が知られており,主に北日本と太平洋側には亜種オオヒシクイ middendorffii が,西日本の日本海側には亜種ヒシクイ serrirpstris が飛来します。両亜種は体長のほか,嘴の大きさと先端のオレンジ色の部分の大きさが異なります。ほかに亜種ヒメヒシクイ rossicus の渡来記録もあります。亜種オオヒシクイを独立した種とみなす見解もあります。
写真のデータ (左)亜種オオヒシクイ成鳥:宮城県大崎市 2012年11月24日
(右)亜種ヒシクイ成鳥:宮城県大崎市 2010年11月14日