アトリ科(スズメ目)の鳥類 Fringillidae, Passeriformes
アトリ科,と聞いてこの仲間の鳥類が思い浮かぶ方は意外と少ないかもしれません。しかし,フィンチ類(finch)や“ヒワ”の類といえば少しはピンとくるでしょうか?飼い鳥としてもおなじみのカナリアやゴシキヒワなどもこの仲間です。
アトリ科の鳥類は世界でおよそ125種おり,極地を除くほぼ全世界に分布しています。日本からはこれらのうち19種(絶滅種を含む)が記録されています。昆虫なども食べますが,基本的には植物食性で,草の実や新芽を好んで食べます。実を割るため,概して太い嘴を備わっています。初列風切は10枚。そ嚢を持たない,アトリ属3種からなるアトリ亜科と,それ以外のヒワ亜科に分けられています。
日本産のヒワ亜科鳥類には〜マシコと名づけられた種が散見されますが,この漢字は猿子。猿の頬やお尻の紅に似た色だからだとか・・・。